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エスエムジー、Javaシステムの診断ツール「ENdoSnipe」の新版をリリース
独自技術によって実行時情報を基にシステムを可視化。新版ではメモリリークとデッドロックの検出をサポート
2008年6月27日更新
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エスエムジーは6月27日、Javaで構築されたシステムの診断ツール「ENdoSnipe Ver. 3.4」をリリースした。
ENdoSnipeは、Javaで開発されたシステムの構造を可視化し、性能上の問題点を調査するための診断ツール。JavaのBCI(Byte-code Instrumentation)技術を基にしたエスエムジーの独自技術「Javelin(JAVa Extensible Logging INfrastructure)」を用いて、実行時のシステムから直接、実行情報を取得する。BCIとは、JVM上にバイトコード(クラス・ファイル)を読み込む際、その内容の変更を可能にする技術。Javelinではこれを使い、システム実行時の情報を取得するためのコードをバイトコード読み込み時にプログラムに埋め込む(BCIの実装としてはJavassistを利用)。エスエムジーによれば、埋め込まれた情報取得用コードの動作によって生じるオーバーヘッドは2、3%程度だという。
このJavelinの技術を核とするENdoSnipeは、次の3つの機能(ツール)によって構成される。
●ArrowVision:システムの実行ログ(Javelinによって取得)を基にしてUMLのシーケンス図を生成し、システム実行時の状態を可視化するツール。ソース・コードではなく、実際にシステムを稼働させて取得したログを基にするため、アプリケーション実行時にしかわからない情報も取得/可視化することができる。Javaプログラムだけでなく、DBMSに対して発行するSQL文や外部から送られてくるHTTPリクエストなどの情報も併せて表示するため、システム全体としての実行状態を可視化することが可能
●PerformanceDoctor:Javelinによって取得したログを基に、システムに潜む性能上の問題点を可視化するツール。予期せぬ例外の発生や、データベース・テーブルのフルスキャンを引き起こすようなSQL文の存在を自動的に検出し、警告を発する
●BottleneckEye:動作中のシステムを監視し、アプリケーションの構造とボトルネックとなっている個所を可視化するツール。Javelinによって取得したログを基にアプリケーションのクラス図を生成したうえで、アプリケーションの実行状況をリアルタイムで監視。ボトルネックとなっている個所を自動検出し、その部分をクラス図上でマーキングする
以上3つのツールによって構成されるENdoSnipeの新版(バージョン3.4)では、次のような強化が図られている。
●メモリ・リーク検出機能の追加
●デッドロック検出機能の追加
●DBMSとして、Oracle Database、PostgreSQLに加えて、新たにMySQL(バージョン5.0以上)、SQL Server(2005以上)をサポート
なお、サーバ側の対応OSはWindows、Linux、Solaris、HP-UX、対応Java環境はJava 5以上、価格は69万円(保守料込み)となっている。エスエムジーでは、ライセンスを販売するほか、ENdoSnipeを用いた障害解析教育、コンサルティング、障害解析、システム・テストなどのサービスも提供する。
ENdoSnipe
http://endosnipe.smg.co.jp/









