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日本HP、スケールアウト構成向けの新サーバ・シリーズ「ProLiant SL6000」、「ProLiant DL1000」を発表

ProLiant SL6000は1,000ノード以上の環境に対応し、クラウド・サービスの提供者などに販売

2009年6月16日更新

ProLiant SL6000(右)とProLiant DL1000

 日本HPは6月16日、スケールアウト構成に適したラックマウント型サーバ・シリーズとして、1,000ノード以上の環境に向けた「HP ProLiant SL6000 Scalable System(以下、ProLiant SL6000)」と、数十〜数百ノードの環境に向けた「HP ProLiant DL1000マルチノード サーバー(以下、ProLiant DL1000)」を発表した。このうちProLiant SL6000は、主にクラウド・サービスの提供者やSaaS(Software as a Service)事業者などに提供していくという。

 ProLiant SL6000は、CPUやハードディスクなどを備えたサーバ本体(トレイ)と、それを収納する筺体(シャーシ)から成る。シャーシは電源と冷却ファンを備え、1つのシャーシに2台のトレイを搭載できるようになっている。2つのトレイで電源/冷却ファンを共有することにより、電力/冷却効率の向上を図る。また、シャーシの前面にインタフェースを集中させているため、サーバの増設などが容易に行えるという。

 ProLiant SL6000には、用途に応じて次の3タイプが用意されている(価格はすべて税込み)。

HP ProLiant SL2x170z G6:サーバ密度を重視したモデルで、1台のトレイに2つのノードを搭載する。高度/複雑な計算が必要なHPC(High Performance Computing)分野の処理や、Webフロントエンドのアプリケーション・サーバでの利用に適している。価格は54万9,150円

HP ProLiant SL170z G6:ストレージ容量を重視したモデルで、1台のトレイに3.5インチのハードディスクを6台内蔵する。検索エンジンの処理やデータベース・サーバなどの用途に向く。価格は30万7,650円

HP ProLiant SL160z G6:メモリ容量とI/O拡張性を重視したモデルで、1台のトレイに2つのPCI Expressスロットなどを備える。HPC分野の処理や、キャッシュ・サーバとしての利用に適している。価格は30万7,650円

 いずれも、出荷開始時期は8月下旬の予定。

 一方、ProLiant DL1000は、1台のシャーシに2ノード、あるいは4ノードを内蔵可能なサーバ製品。Nehalemアーキテクチャを採用する「インテル Xeonプロセッサー X5570」をサポートしている。また、ProLiant SL6000と同様、シャーシに収納されたノード間で電源/冷却ファンを共有する構成となっている。

 4ノードを搭載した「HP ProLiant DL4x170h G6」と、2ノードを搭載した「同DL2x170h G6」、メモリなどを選べるCTOモデル(注文仕様生産)の「同DL170h G6」の3タイプが販売される。価格は、それぞれ66万3,600円、38万100円、31万5,000円。出荷開始時期は7月下旬の予定。

(ITアーキテクト編集部)

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