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日本オラクルと富士通、データベース向け情報ライフサイクル管理技術の分野で協業
オラクルのRDBMS「Oracle Database 11g」と富士通のストレージ「ETERNUS」の組み合わせで、高性能ディスクから中速ディスクへのデータ移動方法を確立。データ保管のコスト最適化が可能に
2009年6月17日更新
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日本オラクルと富士通は6月16日、オラクルのデータベース「Oracle Database 11g」と富士通のストレージ「ETERNUS(エターナス)4000 モデル500」を組み合わせたデータベース向け情報ライフサイクル管理(ILM:Information Lifecycle Management)技術の分野で協業したと発表した。
両社は、オラクルの検証施設であるOracle GRID CenterにおいてデータベースILM技術の共同検証を実施。データベースで扱うデータを、その特性に応じてETERNUS筐体内のFC(Fibre Channel)ディスクからSATA(Serial ATA)ディスクに移動する手段として「Oracle Database 11gのOracle Partitioning機能を利用する方法」と「ETERNUSのRAID Migration機能を利用する方法」の2つを検証し、その手順を確立した。また、ETERNUSの省電力機能「エコモード」を使い、利用時以外はバックアップ領域のディスクの回転を止める運用の動作なども確認している。
今回の検証実施の背景には、今日の企業においてデータの量が増加の一途をたどっていることや、近年、会計監査などに対応するために、長期間のデータ保持が求められていることなどがある。大量のデータを保管するためにストレージを増設をしていけば、それに応じてコストもかさむため、これをどう削減するかが企業の抱える課題の1つとなっている。
データの保管コストを削減する方法の1つとして、アクセス頻度が低いデータを格納するストレージには高い性能を求めない代わりに安価な製品を使うというアプローチが考えられる。ファイルシステムであれば、この方式にのっとり、ファイル更新日などを基にしたILMによってアクセス頻度の低いデータを安価なストレージに移動させるといったことが行える。しかし、データベースに関しては、格納されているデータの重要度がアプリケーション側でしか判別できない。そのため、移動するデータを判断するには、データの重要度にかかわる情報を管理する仕組みが別途必要になる。
今回の技術検証では、あらかじめ設定しておいたデータ保存ポリシーに沿ったデータ移動の実現性を検証するのと併せて、データの移動時には稼働中の業務アプリケーションにほとんど影響が及ばないことを確認したという。
今後両社は、共同でデータベースILMを推進するためのアセスメント・サービス「Roadmap to Green Storage」を提供していく。









